大手シンクタンクの日本総研のHPにカーシェアリングに関するトピックスが掲載されていました。
創発戦略センター主任研究員の武藤一浩のコラムの形です。
タイトルはカーシェアリング事業とりわけ電気自動車(EV)を利用したカーシェアリング事業について
のレポートを出していましたので紹介します。
タイトルは「EV・カーシェアリングの地域社会への普及へ」
抜粋すると以下の通りです。
1.日本総研が係ってきた神奈川県でのEVシェアリングのモデルが全国に広がってきた。
2.札幌市では、既存の民間企業のカーシェアリングサービスにEV車両2台を追加し、札幌市西区もカーシェアリングの会員として参加することで、地域住民と自治体の間でEVのカーシェアリングを実施している。
3.カーシェアリングの本質は、「1台の車を複数人がシェアして利用する(シェアして1台の車両の稼働率をあげる)」のではなく、「1人で様々な車を利用できる」という概念。
4.例えば、「週末は家族と遠方までワンボックスカーでお出かけ」、「夕方は近くのスーパーまで買い物なので軽自動車(EV)で」、「今日は天気がよいのでオープンカーでドライブ」といった家庭での利用など、会員は様々な用途にあった車を選択しながらのカーライフが可能となる。
5.米国ボストンのカーシェアリング会社ジップカーは、ボストンにステーション2,500箇所で5,000台の車両を提供し、会員数は20万人(2009年現在)にまで広がり、まだ拡大している。自分の居住徒歩圏内に、利用できる様々な車種が数十台配置されている。
6.成功しているカーシェアリングはプレミアム性の高いコミュニティを形成している。会員が自分達で車内を掃除し、洗車も行っている。また、モラルのない会員は、会員としての資格を剥奪されてしまう。今後はネットのコミュニティとも連動していくであろう。
7.交通分野での地域活性化と低炭素地域社会形成を実現している点も注目。カーシェアの普及で個人が所有する車が少なくなり、車を利用するまでも無い外出となれば、コスト面で安い地域交通機関を利用する。、赤字になりがちな地域交通機関の利用を促しながら、全体の車利用量を減らす(渋滞量も減らす)ことで低炭素地域社会の形成に寄与している。
日本でのビジネスベースのカーシェアリングの取り組みは都市部から始まっていますが、自治体と協力することで地域でのコミュニティの形成に役立つことは参考になりました。
また「1台をシェアするのではなく、一人で複数の種類の車が利用できる」というは「目からウロコ」でした!
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