» 2010 » 7月のブログ記事

日本駐車場開発株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:巽 一久)は、カーシェアリング事業「エコロカ」( http://www.ecoloca.jp/ )を、新たに、神戸市と広島市で展開することを発表しました。
 既に、神戸市内に2ヶ所、広島市内に1ヶ所のステーションを設置しており、7月12日には広島市内で更に1ヶ所増設する予定です。
 同社によると、これにより、エコロカステーションは、東京、大阪、名古屋、横浜、神戸、広島にて全国で36ヶ所、車両台数は59台となります。
 
また、ステーション新規開設キャンペーンとして、神戸及び広島におけるカーシェアリング新規会員を対象に、先着50名様に限り、初回登録手数料(通常価格:法人10,500円、個人5,250円)を無料とすることをあわせて発表しています。
 
 更に、両都市で本年8月31日までに入会した全員に、入会月から6ヶ月間のカーシェアリング利用の基本使用料(※通常基本使用料1ヶ月 Aプラン:法人3,980円、個人2,980円)を無料とするお得なサービスも実施するとのこと。

「エコロカ」運営会社である日本駐車場開発は、駐車場の運営代行やコンサルティングなどを行う東証1部上場企業。直近の2009年7月期決算の経常利益も1,168百万円と高収益を維持している様子ですが、カーシェアリング事業を行うのは本業の駐車場の運営代行の一環で、駐車場オーナーへのソリューションのひとつとして行っている模様です。

展開するエリアとしては東京以外の大都市、特に西日本というイメージです。

カーシェアリング・サービス「タイムズプラス」の会員数が2010年6月で1万人を突破したというニュースがありました。「タイムズプラス」は最近まで「カーシェア24」という名称でサービスが行われていましたが、2010年6月1日にサービス名称が現在の「タイムズプラス」に変更されたばかりです。

さかのぼると、もともとマツダレンタカーが2005年2月からはじめたカーシェアリング・サービスですが、その後マツダレンタカーがコインパーキング最大手のパーク24に買収され、パーク24の駐車場をカーシェアリング・ステーションとして活用して近年急成長してきました。

マツダレンタカー単独の時代はおひざもとの広島などを中心として展開されていましたが、タイムズ24に買収されてからは東京都内で急速に拡大してきました。

報道によると「学生・法人の月額基本料無料化や夜間定額料金プラン「ナイトパック」の導入、輸入車などの豊富な車種バリエーションを用意するなど、独自のサービスを展開することで、利用者は急増、タイムズでのサービス提供開始から1年1か月で会員数1万人を突破した。昨年10月と比べて会員数は4倍に増えた。」(レスポンス)

とのことで、タイムズ24傘下に入ったことでサービスが急拡大したことが伺えます。

確かに、タイムズ24の駐車場のカーシェアリング・ステーションには、オレンジののぼりが立っていて、非常に良くわかる目印となっています。初めてステーションを使うヒトも人目でわかりますし、ステーションそのものが広告スペースになっている印象です。

カーシェアリングについては、最大手のオリックス自動車「プチレンタ」、三井物産系のカーシェアリング・ジャパンが運営する「カレコ」など、大手企業による3大都市圏を中心としたサービスの拡充が続いています。

また、自治体やコンビニなどと共同で運営する事例も増えています。カーシェアリングに求められる利便性を考えると、より近い場所でより多くのステーションがあるのが、利用者にとっては最大のメリットとなります。

ひとつのステーションを使う会員がある程度いないと、採算に乗らないと思いますので、会員数の増加は良いニュースです。

これからも、会員の増加とともにステーションの拡充が図れることを期待します。

オリックス自動車は2010年6月30日、「カーシェアリング」サービスプチレンタで、7月から学生料金プランを設けると発表しました。学生証があれば、月額2,980円の基本料金を無料にするとのことです。既に同社のカーシェアリング・サービスを利用している学生も手続き可能とのこと。また、キャンペーン期間では当初の登録料5,250円も無料にするそうです。

基本料金が無料になるのは新規入会から5年間。さらに、実際に学生である期間が過ぎても「学生プラン」の対象になるとのことです。
新聞報道によると、学生料金を導入する理由として、「若者の車離れが進むなか、サービスを気軽に利用できるきっかけを提供」(同社)して、会員を増やしたい考えとのことです。
確かに、以前は高校を卒業するころには就職する人は春休み、進学する人は最初の夏休みまでにはこぞって自動車学校に通って免許を取っていたのに、最近は免許の新規取得者が減る一方とか。学生を中心に若者のクルマ離れの流れは止まらないのかもしれません。

プチレンタでも、会員数1万人強のうち、30代が約44%を占める一方、20代は14%にとどまっているとのことです。
最近の若者はリサイクル品や物のシェアに抵抗感は少なく、車への関心も低いようですので、純粋に「生活の足」として利用できるカーシェアリングは受け入れやすいサービスかもしれません。

2010年7月1日より山陰(島根・鳥取両県)では初めてのカーシェアリングサービスが始まりました。出雲市平田町の西尾自動車(大国行雄社長)が始めました。全国10都市でカーシェアリングを展開するウインド・カー(須賀原信広社長)と提携し、2012年度までに県内8都市で取り組む予定とのこと。

同社は、出雲市内に共同利用される自動車の駐車ステーションを設置。会員登録をして、パソコンや携帯電話で予約して共同利用する仕組みになっています。仕組み自体は一般的なカーシェアリングの仕組みです。今後は出雲市内の観光地やJR、空港のほか、松江市や浜田市などでもステーションを設置し、住民や学生、観光客らの利用促進を図る予定とのことです。
観光客の利用としてはレンタカーが想像できますが、どういう利用方法になるか気になるところです。

また、地方都市ではクルマの保有が当たり前で、社会人はほぼ一人に1台保有しているのではないかと思いますが、一人暮らしの学生で、クルマを持つのは大変だけれども、移動にはクルマは必須という人にはニーズがあるかもしれません。

どうしても都市部のイメージがあるカーシェアリングですが、地方都市での利用ニーズがどの程度あるのか、大変興味があるところです。クルマの保有が当たり前の地方でもカーシェアリングが定着するということになれば、一気に普及が進む可能性がありますね。

ちなみに 利用は15分当たり200円。走行距離1キロ当たり20円加算されます。毎月5回2時間ずつ、1回につき10km走行したケースで試算すると、月額約9000円になります。