カーシェアリングの課題

課題(デメリット)1~時間が重なる問題

ユーザーがストレスを感じない情報提供が必要

カーシェアリングは使いたいときに自由に使えるというのが1つの売りになっています。しかし、実際は、使いたい時間が他の会員と重なることも多く、使いたいときに他の会員が利用していて、使えないということがあります。

例えば、子供の送り迎えに使いたいという会員が複数いれば、時間が重なる可能性は高いでしょう。また週末のレジャー用という言う場合は重なる可能性はより高くなります。

このような問題に対応するため、カーシェアリング会社側では、会員の増加にあわせて車両数を増やしていく必要があります。また、エリアごとの会員数や集中する日時がわかるようにするなど、ユーザーがストレスなくカーシェアリングを使えるような情報提供が必要になってきます。

また、ホテルのダブルブッキングの際は他のホテルに宿泊客を誘導するようなことも行われていますが、会社間でユーザーを誘導しあうようなことが可能であれば、この課題(デメリット)の1つの解決策になるでしょう。

ただし、これらはいずれもサービス会社側のとりくみになりますので、ユーザーとしては入会時に以下の点を確認しましょう。

会員数と車両数の割合 代替できる近くの駐車場の場所 ユーザーの特性と利用状況
これらの情報をしっかりと聞き、カーシェアリングの特性を活かして乗りたいときに本当に乗れるサービスか、各社を比較の上で納得して利用することが肝心です。

課題(デメリット)2~車種が限られる問題

利用できる車種の限界

カーシェアリングの場合、レンタカーと違って利用できる車種は限られています。
多くの場合コンパクトカー、エコカーを使用しているケースが多いです。

理由としては、
①長距離利用はない
②環境意識の高いユーザーが多い
③会社側のコストの問題
などがあげられると思います。

一部の高級マンションでは輸入高級車をカーシェアリングするサービス、また電気自動車のカーシェアリングなども登場しているようですが、いずれにしても車種が限定される問題は残ります。
この点はデメリットとして充分理解しておいた方がいいでしょう。

課題(デメリット)3~サービスエリアが限られていること

サービスエリアが限られていること

カーシェアリングのデメリットとして、サービスエリアが限られていることが上げられます。
東京では港区・世田谷区・目黒区などの都心が中心になっています。
これは都市部の車所有環境が高コストであり、そのため、カーシェアリングのメリットが出やすいからです。
しかし、カーシェアリングの潜在的なニーズに応えるためには、もう少し広いエリアでのサービス提供が求められます。
たとえば、都心近郊の郊外に住むシニア層にとっては、通常の移動は電車やバスなどが中心ですが、時には車を利用したいということがあるはずです。
その際、カーシェアリングを利用することは大きなメリットになります。
サービスエリアは徐々に広がりつつありますが、まだ限られていることは、デメリットあるいは課題であると思います。